2020/07/01 14:16




ただいま、菊池市産特産品・名産品送料無料キャンペーンをしております。
強力粉はこれから製粉をするので7月中旬からの販売を予定しています。

ちょっと地味なラインナップですが、どれも一度食べた方からご好評いただいています。
玄米と塩だけというシンプルな材料だけれど、山と海からの贈り物のような滋味深い味わいの玄米ぽんせん。
「実は干し椎茸は苦手だった」という方が何人も「美味しくてはまってます」と言ってくださる干し椎茸。
うちのミツバチ師匠が手がける、農薬の害を避けるため山奥に設置した巣箱からいただく貴重な蜂蜜。
この機会にご賞味いただけたら幸いです。

今年は強力粉(ミナミノカオリ)、中力粉(チクゴイズミ)、裸麦が大豊作。
たくさんつくりすぎて、発酵農園名物の手刈りをしきれず…。
後半は、市内のベテラン農家さんの助けをいただきコンバインでの収穫をしてもらいました。
1枚の畑につき3人がかりで、手刈りに2日、脱穀に1日かかっていたところが、コンバインは全行程を30分。
さらに普通はコンバインでそのまま乾燥施設に持って行くそうで、時短はもちろん麦の詰まったコンバイン袋を運ぶ重労働を何度もしなくてもいいとのこと…。手刈りしか知らない私はびっくり。機械化で重労働から解放された昔の人の喜びが、よくわかります。

そんなわけで、親切なベテラン農家さんと機械の助けをお借りして収穫した麦は、乾燥機…というのは発酵農園の辞書にはなく、ここからはやはり手足と自然のエネルギーをフル活用。まずは天日干しです。山奥の澄んだ空気のなか、太陽の光をいっぱいに浴びた小麦は、その後、熟成(エイジング)。小麦は、収穫直後は小麦粉に含まれている成分を分解する酵素の活性が強く、また小麦粉生地を軟らかくする還元性物質も多いため、美味しいパンやお菓子をつくるためには寝かせる必要があるのです。

小麦は、収穫→脱穀→乾燥→熟成→製粉と、意外と収穫後の行程が多く手間がかかります。
しかも、すべての作業に40kgほどあるコンバイン袋を運ぶという重労働がついてきます。
今年は機械の便利さ有難さも痛感しながら、やっぱり汗水たらし手足を動かしてこその働く喜びもあるなぁと感じています。

強力粉は、まとめ買いでお得になるうえに送料無料なので、共同購入もおすすめです。
匂い移りの予防をして冷凍していただければ、長期保存も可能です。

今年は中力粉(チクゴイズミ)は強力粉とまざってしまうハプニングもあり、小麦粉としての販売はせず、乾麺うどんにする予定です。
初めて育てた椎葉村の在来裸麦は、ご飯と一緒に炊くと美味しい丸麦での販売を予定しているので、こちらもお楽しみに。

送料無料キャンペーンは8月31日まで。
ご注文お待ちしております!