2019/12/31 19:17

今年も残すところわずかとなりました。

今日は友人家族と餅つきをして、夜は氷点下の予報なので畑で干している大根に毛布をかけに行き、
いつもとあまり変わらない大晦日を過ごしています。(元旦も、たぶん大根を抜いて洗って干しています)

今年は天候不順でお米と大豆が不作だったとあちこちで聞きます。
発酵農園も例外ではなく、おかしな天候に加えて、初めて借りた田んぼでは去年までの肥料が残っていたせいか、
大幅に稲が倒れてしまいました。
大豆畑は1枚はイノシシが入り全滅、もう1枚は無事だったもののとても収量が少なく種の分があるかどうか…。

イノシシ害が多いという話も今年はよく聞きました。
森で毎年どんぐりを拾いに行くという方が言うには、今年はどんぐりが少ないそうです。
イノシシも、天候不順で森に食べるものがなくて里におりてくることが多かったのでしょうか。

今年はこのような状況で、お米と大豆の販売を見送ることにしました。
新米と、味噌仕込みシーズンに向けて大豆をお待ちいただいていた皆様には大変申し訳ありません。
来年は皆様の元にお届けできるよう努力したいと思っています。

今は畑では麦がすくすく育っています。
中力粉(チクゴイズミ)、強力粉(ミナミノカオリ)、裸麦は順調にいけばたくさん獲れそうです。

大根は収穫真っ最中で、今年の大蔵大根は甘くて美味しい!と好評いただいています。
たくあん用の宮重大根も順調に収穫できているので、来年も自然派きくち村さんで販売予定です。

今年は小豆も全滅だったり、棚田の畦が崩れたり、困難と感じることもありましたが、
田畑からの自然の恵みの有難さもより感じています。

2019年も、温かく見守ってくださるお客様や、友人たちや家族のサポートに助けられました。
心から感謝申し上げます。ありがとうございます。

2020年は、田んぼや畑の楽しさを、もっといろんな方と分かち合いたいなと思っています。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

よいお年をお迎えください。